私たちが普段目にする大型タンクの種類やその概要とは?

私たちが普段目にしている大型タンクには、ボール型のものや円筒型のものがあります。しかし、大型タンクがどのように使われているのかよく知りません。そこでここでは、大型タンクの種類や概要についてご紹介します。

1.大型タンクの種類とは

大型タンクには、ボール型のものや円筒型のものがあります。そしてその形によって役割が違っています。ではどんな役割があるのでしょうか?

・ボール型

ボール型の大型タンクは、主にガスタンクとして利用されています。その理由として高い内部圧力に耐えるために、内圧が均等にかかるボール型が適していると言えるからです。ボール型の大型タンクと一言にいっても容量は1000立方メートルから大きなものになると20万立方メートル(直径35メートル)ほどのものまでさまざまです。タンク自体の厚さも内部圧力に耐えられるように30ミリ以上となっています。ボール型というと、形が不安定なのではと思われますが、実際に設置する際に鉄筋コンクリートの基礎の上に支柱と球体を備え付けているので、大きな地震にも耐えることが出来ます。

・円筒型

円筒型の大型タンクは主に原油・重油・軽油などの危険物をはじめ、化学物質や純水・工業用水など様々な用途に使用できる一般的なタンクとなっています。円筒タンクは、大気圧または大気圧に近い微圧で、大量の液体貯蔵にてきしており、大きいものになると、高さ30メートル、幅20メートル以上の物もあり、容量も60万キロリットルほどにもなります。さらにこのような大型の円筒タンクが複数あるところも少なくありません。

2. 円筒タンクの種類

円筒タンクには、用途などに応じていくつかの種類があります。ではどのような種類があるのかご紹介します。

・コーンルーフタンク

円筒タンクの中でも最も一般的なタイプとなります。屋根形状は円錐型で、タンクの大きさによって屋根を屋根骨と支柱で支えるもの、屋根骨で支えるもの、屋根盤のみで支えるものがあります。

・ドームルーフタンク

内部に支柱が作れない場合に用いられ、屋根形状がドーム状となっています。内圧に強い形状です。

・フローティングルーフタンク

屋根を貯蔵物の液面に浮かべた状態のタンクとなります。内容物の蒸発を抑えることが出来るので、揮発性のあるものに適しています。

・覆土式タンク、地中式タンク

タンク自体を地中に埋めるため、内容物が漏洩しても危険を最小限に抑えられる形状となっています。

3.まとめ

大型タンクには様々な形状がありますが、それぞれが貯蔵するものに対して最も適した形状をしています。特に現在最も採用されている円筒タンクはあらゆる大量の液体の貯蔵に適しているということが言えます。