現代の建物に欠かせない空調設備の配管の種類やその役割について

私たちが普段利用しているビルなどの大きな建物には必ず空調設備が設置されています。しかし、多くの人は空調設備とはどんなものなのか、そしてどれだけ重要なものなのかを知りません。私たちの生活に欠かせないものだからこそ、空調設備の配管について詳しく知る必要があります。

1.空調配管の種類

空調設備の配管と一言にいっても、いくつかの種類があります。では、どのような種類があるのかご紹介しましょう。

・冷水配管

冷水配管とは、冷房機器と冷熱源機器をつなぐ配管で、お互いの間を冷水を循環させる役割があります。

・冷却水配管

冷却水配管は、熱源機器から冷却塔を通して凝縮器まで送り返す配管のことです。

・温水配管

温水配管は温水管ともいい、温熱源機器で発生した温水を暖房機器まで送り、また温熱源機器に送り返し循環させる配管です。

・冷温水配管

冷温水配管は、冷房期には冷水を、暖房期には温水を通す配管のことを言います。

・蒸気配管

蒸気配管は、蒸気ボイラーから発生する蒸気を送る配管です。蒸気を温水熱交換機で温水に変えて供給することがほとんどとなっています。

・油配管

油配管は、油焚きボイラーに油を供給するための配管です。

・冷媒配管

冷媒配管は、冷媒を移送するための配管で、ビルマルチ空調方式などに利用されています。

2.空気設備の配管の素材について

空気設備の配管には、配管の種類などによって適した素材が使用されています。ではどのような素材外使用されているのでしょうか。

・金属

空気設備の配管の多くは、金属が使われています。金属は「鋳鉄」「鋼(スチール)」「非鉄金属」にわかれています。

3.空調設備の配管の重要性

空調設備の配管は、ビルなどの大型建築物には欠かせないものとなっています。その理由として、空調設備はビルのエネルギー消費量の1/2を占めるとも言われているからです。

・特別な技術が必要なビルマルチ設備の冷媒配管

ビルマルチ設備に使用されている冷媒配管の冷媒は、高圧ガスなので配管の状態が良くないとガス漏れを起こす可能性があります。そのため、配管の際にはしっかりと配慮する必要があります。

まとめ

私たちが毎日当たり前のように大型の建築物内で快適に過ごすことが出来る理由は、空調設備の配管がしっかりとしているおかげということが言えます。普段の生活では目にすることはありませんが、建物内には様々な種類の空気設備の配管が張り巡らされており、その技術に支えられているのです。